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*今日のつぶやき*(8/14) いつの間にか、ブログの背景画像が表示されなくなったなぁ 敦
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ノーベル文学賞受賞のKazuo Ishiguroさんが、私の母校出身(英国ケント大学)だということを
つい先日知った。もちろん私とは学部も卒業時期も違うけど。
だからといって、私自身が凄いわけでも何でもない。要するに何の関係もない![]()
むしろ同じ大学で学ぶ機会があったにもかかわらず、
専門分野において何の成果も残せなかった自分のふがいなさを反省すべきところと思う。
ちなみにケント大での私の専門は政治。そもそも学部選択から間違ったといわざるを得ない(笑)
興味ある学部ではないのに、外国人でも卒業しやすそうな学部ということで選んでしまった。
あのとき音楽やパフォーマンスアートを選んでいたらどうなっていただろうと思うこともある。
でも政治学部で比較的、時間・精神的余裕のある学生生活を送ることができたおかげで、
一眼レフカメラを現地で初めてゲットし、キャンパスや人々の写真を撮りまくる日々を過ごせた。
写真は現在も続く趣味になり、また音楽面では、現地の英国人たちのバンドに加入して
パブや施設のエントランスなどでの演奏で小遣い稼ぎするなど、4年間活動した。
仮に過去にタイムスリップできたとしてもまた同じ選択をするかもしれない。
ここへきて思い出したけど大学の寮に音楽室というのがあってピアノが1台だけ置いてあり、
一人で弾いていると、廊下を通りがかった見知らぬ生徒が突然ドアをあけて入ってきて
「しばらく聴いていてもいいですか?」なんて言われることが何度かあった。
日本では昔、女の子は英才教育としてそろばんかピアノ教室に通うのが流行していたから
ピアノを弾ける子供は多かったけど、イギリスでは楽器を弾ける人自体が珍しかったようだ。
てことは、楽器を弾ける人は外国へ行くと日本に居るよりも重宝される可能性が高いかも?
でも今はどうなのかな?
バンドに加入して2年ぐらい経った頃、
なんとなくメンバーさんたちと私との間に不協和音が生まれた時期があった。
後になってリーダーが教えてくれたところによると、私があまり自分の意見を語らないため
「あいつは何を考えているか分からない」とみんなが言い出し私に不信感を持ち始めたそうだ。
それで私の知らないうちに、他の学生対象に密かに鍵盤オーディションをしたらしい(笑)。
その結果、敦子はあいかわらず何考えているか分からないがピアノだけは奴が一番だ、
ということで結局、私の在籍が存続したということだ。
別に怒る話でもないし私が自分の事を話さなかったのは事実。
だって話したくても、日本語ですら音楽性の話をしようとしたら奥が深すぎて難しいでしょうがw
※文章が長くなりすぎてもはや誰も読んでいないだろうから、以下は備忘録をかねての独り言。
バンド内でどんな音楽性の議論が繰り広げられていたかを思い出してみる。
ある日の晩、「音楽に一番大切なのはハートか、それともテクニックか」という議論が出た。
ギタリストはハートだといい、リーダー(ベース)はテクニックだという。
他のメンバーが何と答えたのかは記憶にない。そしてギターさんが「敦子はどっちなんだ」と聞いてくる。
普通なら「ハート」と言いたくなるけど、そもそも2人がどんなレベルを前提にしているかで答えが変わってくる。アマチュアレベルのテクニックで語っているなら、まずテクニックの上達が大事、それがないとハートを込める事すらできない。
プロフェッショナルを前提とするなら、違いはハート。そのときの私はとりあえず「ハート」と答えた気がするけど今でも結論は出ない。
ハートをこめる前にまずそれ相応のテクニックは必須で、どんなに速弾きできても感情を込めてもピッチが悪ければただの迷惑な騒音だし、テクニックなくしてハートうんぬんは語れないと思う。
一方、プロの演奏を聴いても感心はするけど感動はしなかったのに、駅前の小学生コーラス隊の歌声に思わず涙するなんてこともよくあるわけで、難しいテーマだよね。
あなたは即答できますか?w