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サックス 敦

*今日のつぶやき*(1/6) 部屋で育てているギンモクセイが開花中で、香りに癒されています 敦

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ニワトリが先か卵が先か

suzume.jpg…どっちでもいい。あれ、前もこんな話題を書いたっけ?ふとそんな気が。歌心が先か技術が先かで、学生時代のバンドのベース氏とギター氏が激論(てか喧嘩)していたことを、最近になって何かにつけ思い出す。もちろん、どっちも必要不可欠な要素で結論を出す必要はないけど、基本を忘れかけている自分への警鐘なのかも。

週末は知人のライブを観に行った。先日ドリームシアターのコピバンでご一緒させていただいたメンツのベースさんが出演するというので行ったら、同じくその時ご一緒させていただいたボーカルさんもゲスト出演されていて、なんだかお得なライブ鑑賞に。「こんばんは!観に来ましたよ」と軽~くひと声掛けりゃいいのに、また誰にも会わずに黙って帰ってきてる自分…orz

このベースさん、実は相当お若いのだけど私はすごく刺激を受ける。凄い人っていうのは凡人よりもさらに努力するから誰も追いつけず、いつまで経っても凄いんだ~。その姿勢を見ているだけでコチラも自然と姿勢を正す。きっと、むかし道場破りが居た時代に、真のツワ者に出会うと実際に一戦交えずともおのずと格の違いを悟って「…参りました!」と降参する気持ちに似ているのかも(かなり大げさモードだな今回は)。最近は楽器をかついでいる若者が街に増えたけど、そんな彼らを見るたびに「ひと昔前は槍や木刀を同じようにかついでたんだよね」と想像してしまう。昭和生まれですが。
そしてボーカルさんの方はというとこれまたリハでひと声聴いただけでとにかく納得し黙りこくってしまった私。つくづく思うが歌声ほど心を打たれる音はない~。私から見てこのお二人に共通するものは、余裕。人に聴かせる以上は、確かな技術はあって当たり前で話題にする事すら意味無くて、その上でようやく歌心なり個性なりを伝えられるんだと感じる。余裕がないといかなるアピールも形だけになってしまうし、そんな「形だけ」をウンザリするほど見てるし自分もやっている。

ちなみにこの日はバイオリンさんがリーダーのプログレ系コピバンで、サウンドとしては正直いって脳みそ飽和状態だったけどこういう世界もあるんだなー、というわけで行って良かった。技術云々の重要さを再認識したとはいえ、ただ上手なだけでは何かが足りないような気がするのは事実。この辺り悩むとキリがない(^^;)イヤここは悩まないといけないトコだ。凄い人はこの世に数え切れないほど存在する。凡人が休んでいる余裕なんて一瞬もないってことだけは確かだナ。さてと凡人は今日も頑張るぞ。

番外: ここ1ヶ月かな、2ヶ月かな、何だか淡い淡~い夢を見ていたような…。昨晩ようやく目が覚めちった、おめでとう自分。
    やはり現実の中に生きている以上は楽しい夢など一刻も早く覚めた方がよろし。それとも新たな夢を探しに行くか?
    写真は、芝生をむさぼり食うニワトリ、じゃなく雀じゃん。画面の外にも10羽はいた。立入禁止の札も雀には無力。
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