
ふと思い立って、
家系図の作り方の本を何冊か読み、
自分の直系尊属の戸籍謄本を集め始めた。
最近はそういう人が結構いるらしい
(役所の人がいってた)。
初めて知る先祖の名前。
離婚や養子縁組の記録。
自分にまつわるいろんな歴史が見えてくる。
その登場人物のうちの誰一人が欠けても
私はこの世に生まれて来なかったんだなと思うと
すごくありがたい気持ちになる。
自分と同じ名字の先祖の誕生日が
嘉永元年とか天保11年だとか知るだけで
テンション上がる(笑)
一体どんな暮らしぶりだったんだろうな。
ただ、古い戸籍が全部残っているとは限らず、
戦災や災害で焼失してしまったり、
全員除籍になってから80年経つと破棄してしまう自治体もあり、
戸籍だけでたどれる範囲はせいぜい江戸時代の最後の部分まで。
もっと古い時代まで遡るなら
地域の古文書や菩提寺その他の情報を探す必要があるから、
時間もかかるし現地へ旅もするだろうし、
これからはちょっとした老後の楽しみになりそうだよ。