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サックス 敦

*今日のつぶやき*(1/6) 部屋で育てているギンモクセイが開花中で、香りに癒されています 敦

琴は海、尺八は風

今日はひょんなことから、とある邦楽教室の発表会を観に行った。
初心者は一生懸命、出演者すべて個性が違い目が離せず、結局最後まで6時間ぐらい聴いた。尺八の演奏では幾つか目頭の熱くなる音に出会った。帰り道、耳に入る音が不思議なことにすべて笛の音に聞こえた。他人のそら耳?バスの扉が閉まる音、電車が来る音、ホームのメロディ、雑踏、車の往来、すべてが尺八の音に聞こえた。尺八は風だな(笑)

琴を目の前でじっくり見るのは初めて。琴のベンド(呼び方は違うかもしれない)ってイイ。正気と狂気の間みたいで、油断すると気がオカシクなってしまいそうな危うさがたまらない。もっと聴いたら発狂するとこだったかも。引きずり込まれると危険だ。琴には何となく奥ゆかしいイメージがあったけれどそれは見事に崩れた。むしろ非常に激しく強く、気性が荒く挑発的で、そしてあくまで美しい…。私の印象では琴は海だな(笑)。あと、音がでかい。アンプを目で探してしまった(実際はそんなものついていない)。あの音量はどこから出るんでしょうね。サウンドホールがあるのかなぁ。ただの平らな板に見えたんだけどな。あと、弦を支えているコマ(名前が分からない…たぶん調弦するためのブリッジみたいの)が各弦の途中に挟まっているんだけど、それが何だかジンジャークッキー(人形型クッキー)みたいで可愛かった。最低音の弦のコマは楽器のぎりぎり端っこにいるから、ほとんど落っこちそうになってんだもん(^^;) ←写真探してきた

三絃は太陽だな(笑)。あくまで今日の印象デス。あと邦楽の符割りってシュールだ。呼吸ひとつで突然全員テンポが変わるし、変拍子や二拍三連等のリズム遊びあり、swingとevenの混合あり、拍の途中で小節(?)が変わる、等々。五線譜で表すとしたらかなり困難だろう。
看來尺八初學者,在演奏時很容易說中他想著什麼,他把精神狀態被全面露出。最後曲子是"Summertime",一個人即興獨奏時,其他演奏簡單的樂句作為背景。老師的即興演奏最佳。我想原因是,老師的即興演奏包含什麼非常傳統日本樣式的東西,有尺八獨有的樂句和表現,聽起來很新鮮。更具體地說,那是不是彎曲方法?即使熟練地也普通西方樣式的即興演奏不足讓我被感動。
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